新国立美術館で開催中のピエール・ボナール展へ行ってきました。
ビヨーンと伸びる猫がかわいい♡
今回の展示に合わせて、「＃びよーん猫」のハッシュタグ投稿も。
これ、素晴らしい企画ですね！
音声ガイドも借りてみました。
ナビゲーターは神田沙也加さん。
作品の解説が終わる度に「にゃ～お！」と…
え、なになに？！
一人称が「吾輩」なので、なんのこっちゃと思いましたが
この絵の白猫がガイドになって話すっていう設定だったのでした。
ああびっくりした！
ピエール・ボナールといえば「フランス＝シャンパーニュ」（普段は川崎市市民ミュージアム所蔵なのですね…！）が有名で、
もっとリトグラフ作品が多いのかと勝手に思い込んでいたのですが
時代によってかなり作風が違っていたのもすごく面白かった。
全く違う人の作品を見ているようでした。
あと、妻マルトの入浴している絵もこんなにたくさんあるとは思わなかった！
マルトが、出会った頃は「私、16歳ですー♡」と年齢詐称していて（本当は24歳）
32年後に結婚するまでピエールはマルトの本当の年齢を知らなかった、
というエピソードが好き。
最後に立ち寄れるAIT(Art Immersion Technology)の部屋は撮影可能でした。
http://bonnard2018.exhn.jp/ait/
絵画に描かれた以外の、景色が体験できるという不思議空間。
ま、まさかマルトの・・・
と、期待していたので空っぽの部屋が映し出された時のガッカリ感たるや（笑）
オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展
http://bonnard2018.exhn.jp/
■会期
2018年9月26日～12月17日 毎週火曜休館
■開館時間
10:00－18:00
毎週金・土曜日は20:00まで。＊入場は閉館の30分前まで
国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木 7-22-2